2019年02月17日
【ES新企画】最強スナイパー決定戦 競技内容レポート その4
ミリブロ読者の皆様、ご無沙汰してしまい申し訳ございません。
EasySHOOOOOTING!の広報担当、カズヤでございます。
既に店舗としての営業は停止しているEasySHOOOOOTING!ですが、昨年10月27日(土)に開催いたしました「最強スナイパー決定戦」の結果を含めた、競技内容レポートその4がアップ出来ていなかったので、簡単ながらご紹介したいと思います。
4ヶ月近く経ってのレポートとは、何とも間の抜けた話しですが、どうかお付き合いくださいませ。
●MATCH 3:ロングレンジスナイプ
任意の射撃姿勢で、35m先に設置した250mm×350mmのターゲットに対し、
1分以内に5発を射撃。
1発でも当たったら、その距離はクリアー。
5発以内に当てることが出来なかった場合は競技終了となる。
35mをクリアーした参加者は、40mを2分以内に10発を射撃。
これをクリアーしたら、45mを3分以内に15発。
以後、50mを4分以内に20発。
55mを5分以内に25発。
60mを5分以内に30発。
以後90mまで、距離を5mずつ伸ばして行く。
65m以降の持ち時間はすべて5分間。
弾数の制限は30発とする。
当てた距離の数値(例:40m=40点)を加算した数をスコアとする。
フルオートでBB弾を2発以上発射した場合、原因の如何によらず、
この競技の得点は0となる。
上記のようなルールのもと行われましたMATCH 3 ロングレンジスナイプ。
・主催者が用意する0.2gBB弾と弾速計を使って測った初速が99m/s以下であること。
と、パワーレギュレーションを法定初速ギリギリまで認めている当競技ですが、会場となる地下駐車場は下の画像のように・・・
床面から約2.5mの高さに天井の梁があるため、射撃時に取れる仰角が限られる。
つまり、もっとも飛距離が望める45度上方への投射が出来ないわけで、ホップアップ周りのシビアな調整が要求されるのです。
ターゲットとなる250mm×350mmのスチールプレイト(JSC規格のラクタングル)は、画像のように床面ギリギリまで低く設置し、2名様ずつ撃っていただきました。
40mまでは、参加者全員が苦も無く初弾で命中させていたのですが、距離が45mになった途端、ヒットまでに数発かかるようになり、50mでは10発以上を要する方も出始めました。
市販のエアガンの有効射程(狙って当てられる距離)は40m前後と言う話しを良く耳にしますが、その噂はかなり的を得ていたのですね。
そして、55mになったところで25発以内にヒット出来なかったENOさん(KRYTAC CRB)が脱落。
「30mから先のグルーピングがまとまらない」と、競技開始前におっしゃっていたことを考えると、50mの記録は大健闘ですよね。
60mでは、ナカジマ様(東京マルイ 89式5.56mm小銃 電動)と、なんこう様B(APSオリジナル エアーコッキング)が脱落。
お二方とも、この日のために入念な調整をされてのご挑戦でしたから、日本の法規制内では、このあたりがエアガンの限界なのかな・・・と思ったのですが、ここからが凄かった!
残念ながら競技の様子を撮影出来ず、その模様を文字でしかお伝え出来ないのが悲しい限りなのですが、ザイチェフさん(ICS M1ガーランド 電動)とメトキさん(AAF M16A3 電動)のお二人が60mを見事クリアー!
お二人ともにバイポッド無しという不利な条件だというのに、何と言う射撃力の高さでしょうか!?
この距離になると、先に書きました天井の梁にBB弾が当たっていましたが、つまりは、ターゲットの上2.5m付近の空間を狙って撃っているということになるわけで、なんて凄まじい競技なんだと、企画者である私カズヤ自身ゾクゾクしておりました。
残念ながらザイチェフさんの記録はここまででしたが、メトキさんは65mもクリアー!
ご自身が日本総代理店を務められているAAF(American Airsoft Factory)製電動ブローバックエアガンの優秀さを、見事に証明されました。
最大99mまでの射撃が可能な地下駐車場特設レンジでの闘いも、ついに70mという前人未到のステージです。
ここまで到達された挑戦者は、メトキ様(AAF M16A3 電動)と、なんこう様A(マルゼン APS-2スポーター Mk.1 エアーコッキング)のわずか二人。
この距離になると、ターゲットにヒットしたBB弾が、ダイレクトに飛んで来たものか、バウンドして来たものかを判別するため、上の画像のように参加者の皆様にも判定を手伝っていただいております。
5分以内に30発で、という制限の中、熱く静かな闘いが繰り広げられましたが、メトキ様が制限弾数を使い果たして脱落した後、残りあと数発というところで、なんこう様の放った弾がターゲットにダイレクトヒット!
70mという信じがたい長距離射撃を見事制してのけました!
ということで、35m~95mまでの、長距離射撃の腕を競うMATCH 3:ロングレンジスナイプの成績は、
1位 なんこう様A 70m
2位 メトキ様 65m
3位 ザイチェフ様 60m
4位 ナカジマ様 55m
4位 なんこう様B 55m
5位 ENO様 50m
以上のような結果となりました。
※画像はMATCH 2のものです
この競技での1位を獲得されたなんこう様。
残念ながら75mを当てることは出来なかったものの、法定初速を遵守したエアガンで、70mもの長距離を狙い撃つことが可能なのだという事実は、多くのエアガンファンに夢を与えてくれたと思います。
以上、マッチ1~3全ての順位にポイントを付与した表がこちら。
そして、それぞれのポイントを集計した総合結果は以下の通り。
というわけで、28ポイントを獲得されたなんこう様A(使用銃:マルゼン APS-2スポーター Mk.1)が、最強スナイパー決定戦の優勝者となりました!
※ご本人の希望で、モザイク処理を施しています
なんこう様、優勝おめでとうございます!!
ささやかな記念品をお贈りいたしますので、もう少しだけお待ちくださいませ。
なんこうさんは今大会への参加に当たって、蔵前工房舎の桑田社長にご協力をいただいて、最高のライフルを仕上げられたそうです。
30mでの命中精度を競うMATCH 1と、長距離狙撃の限界に挑むMATCH 2の両競技を制したことで、射手であるなんこう様の腕前はもちろんのこと、蔵前工房舎/桑田商会様の技術力の高さも証明されましたね。
ともあれ、史上最長距離によるスナイピング競技、「最強スナイパー決定戦」は、こうして激闘の幕を閉じました。
短い告知期間にも関わらず参加してくださった皆様、そして、見学に駆けつけてくださったア太郎様、すぎちゃん様。
運営責任者の私カズヤ、心より深く御礼申し上げます。
無事に大会を終えられたのは、ひとえに皆様のおかげです。
EasySHOOOOOTING! が閉店してしまった今、第2回大会の開催については何とも言えない状況ですが、もっとしっかり告知期間をとって(半年くらい?)、ロングレンジカスタムを売りにしているカスタムショップ様にもご参加いただき、もっと大々的に開催したいと、強く思っている次第でございます。
実現の折には、「九龍戦闘市街区」の看板で開催すると思いますので、気長にお待ちいただければ幸いです。
そして最後に、お詫びをひとつ・・・
当記事執筆にあたり、MATCH 2の模様をレポートした、「最強スナイパー決定戦 競技内容レポート その3」の記事を、誤って消去してしまいました(涙)
考えられる限りの手を尽くしましたが、元データーは完全に消滅(号泣)
幸い、画像等は残してありますので、新たに書き直したいと思います。
ちょっとお時間いただきますが、必ず再アップしますので、しばしお待ちくださいませ。
最後までドタバタでお恥ずかしい限りです~(汗)
EasySHOOOOOTING!の広報担当、カズヤでございます。
既に店舗としての営業は停止しているEasySHOOOOOTING!ですが、昨年10月27日(土)に開催いたしました「最強スナイパー決定戦」の結果を含めた、競技内容レポートその4がアップ出来ていなかったので、簡単ながらご紹介したいと思います。
4ヶ月近く経ってのレポートとは、何とも間の抜けた話しですが、どうかお付き合いくださいませ。
●MATCH 3:ロングレンジスナイプ
任意の射撃姿勢で、35m先に設置した250mm×350mmのターゲットに対し、
1分以内に5発を射撃。
1発でも当たったら、その距離はクリアー。
5発以内に当てることが出来なかった場合は競技終了となる。
35mをクリアーした参加者は、40mを2分以内に10発を射撃。
これをクリアーしたら、45mを3分以内に15発。
以後、50mを4分以内に20発。
55mを5分以内に25発。
60mを5分以内に30発。
以後90mまで、距離を5mずつ伸ばして行く。
65m以降の持ち時間はすべて5分間。
弾数の制限は30発とする。
当てた距離の数値(例:40m=40点)を加算した数をスコアとする。
フルオートでBB弾を2発以上発射した場合、原因の如何によらず、
この競技の得点は0となる。
上記のようなルールのもと行われましたMATCH 3 ロングレンジスナイプ。
・主催者が用意する0.2gBB弾と弾速計を使って測った初速が99m/s以下であること。
と、パワーレギュレーションを法定初速ギリギリまで認めている当競技ですが、会場となる地下駐車場は下の画像のように・・・
床面から約2.5mの高さに天井の梁があるため、射撃時に取れる仰角が限られる。
つまり、もっとも飛距離が望める45度上方への投射が出来ないわけで、ホップアップ周りのシビアな調整が要求されるのです。
ターゲットとなる250mm×350mmのスチールプレイト(JSC規格のラクタングル)は、画像のように床面ギリギリまで低く設置し、2名様ずつ撃っていただきました。
40mまでは、参加者全員が苦も無く初弾で命中させていたのですが、距離が45mになった途端、ヒットまでに数発かかるようになり、50mでは10発以上を要する方も出始めました。
市販のエアガンの有効射程(狙って当てられる距離)は40m前後と言う話しを良く耳にしますが、その噂はかなり的を得ていたのですね。
そして、55mになったところで25発以内にヒット出来なかったENOさん(KRYTAC CRB)が脱落。
「30mから先のグルーピングがまとまらない」と、競技開始前におっしゃっていたことを考えると、50mの記録は大健闘ですよね。
60mでは、ナカジマ様(東京マルイ 89式5.56mm小銃 電動)と、なんこう様B(APSオリジナル エアーコッキング)が脱落。
お二方とも、この日のために入念な調整をされてのご挑戦でしたから、日本の法規制内では、このあたりがエアガンの限界なのかな・・・と思ったのですが、ここからが凄かった!
残念ながら競技の様子を撮影出来ず、その模様を文字でしかお伝え出来ないのが悲しい限りなのですが、ザイチェフさん(ICS M1ガーランド 電動)とメトキさん(AAF M16A3 電動)のお二人が60mを見事クリアー!
お二人ともにバイポッド無しという不利な条件だというのに、何と言う射撃力の高さでしょうか!?
この距離になると、先に書きました天井の梁にBB弾が当たっていましたが、つまりは、ターゲットの上2.5m付近の空間を狙って撃っているということになるわけで、なんて凄まじい競技なんだと、企画者である私カズヤ自身ゾクゾクしておりました。
残念ながらザイチェフさんの記録はここまででしたが、メトキさんは65mもクリアー!
ご自身が日本総代理店を務められているAAF(American Airsoft Factory)製電動ブローバックエアガンの優秀さを、見事に証明されました。
最大99mまでの射撃が可能な地下駐車場特設レンジでの闘いも、ついに70mという前人未到のステージです。
ここまで到達された挑戦者は、メトキ様(AAF M16A3 電動)と、なんこう様A(マルゼン APS-2スポーター Mk.1 エアーコッキング)のわずか二人。
この距離になると、ターゲットにヒットしたBB弾が、ダイレクトに飛んで来たものか、バウンドして来たものかを判別するため、上の画像のように参加者の皆様にも判定を手伝っていただいております。
5分以内に30発で、という制限の中、熱く静かな闘いが繰り広げられましたが、メトキ様が制限弾数を使い果たして脱落した後、残りあと数発というところで、なんこう様の放った弾がターゲットにダイレクトヒット!
70mという信じがたい長距離射撃を見事制してのけました!
ということで、35m~95mまでの、長距離射撃の腕を競うMATCH 3:ロングレンジスナイプの成績は、
1位 なんこう様A 70m
2位 メトキ様 65m
3位 ザイチェフ様 60m
4位 ナカジマ様 55m
4位 なんこう様B 55m
5位 ENO様 50m
以上のような結果となりました。
※画像はMATCH 2のものです
この競技での1位を獲得されたなんこう様。
残念ながら75mを当てることは出来なかったものの、法定初速を遵守したエアガンで、70mもの長距離を狙い撃つことが可能なのだという事実は、多くのエアガンファンに夢を与えてくれたと思います。
以上、マッチ1~3全ての順位にポイントを付与した表がこちら。
そして、それぞれのポイントを集計した総合結果は以下の通り。
というわけで、28ポイントを獲得されたなんこう様A(使用銃:マルゼン APS-2スポーター Mk.1)が、最強スナイパー決定戦の優勝者となりました!
※ご本人の希望で、モザイク処理を施しています
なんこう様、優勝おめでとうございます!!
ささやかな記念品をお贈りいたしますので、もう少しだけお待ちくださいませ。
なんこうさんは今大会への参加に当たって、蔵前工房舎の桑田社長にご協力をいただいて、最高のライフルを仕上げられたそうです。
30mでの命中精度を競うMATCH 1と、長距離狙撃の限界に挑むMATCH 2の両競技を制したことで、射手であるなんこう様の腕前はもちろんのこと、蔵前工房舎/桑田商会様の技術力の高さも証明されましたね。
ともあれ、史上最長距離によるスナイピング競技、「最強スナイパー決定戦」は、こうして激闘の幕を閉じました。
短い告知期間にも関わらず参加してくださった皆様、そして、見学に駆けつけてくださったア太郎様、すぎちゃん様。
運営責任者の私カズヤ、心より深く御礼申し上げます。
無事に大会を終えられたのは、ひとえに皆様のおかげです。
EasySHOOOOOTING! が閉店してしまった今、第2回大会の開催については何とも言えない状況ですが、もっとしっかり告知期間をとって(半年くらい?)、ロングレンジカスタムを売りにしているカスタムショップ様にもご参加いただき、もっと大々的に開催したいと、強く思っている次第でございます。
実現の折には、「九龍戦闘市街区」の看板で開催すると思いますので、気長にお待ちいただければ幸いです。
そして最後に、お詫びをひとつ・・・
当記事執筆にあたり、MATCH 2の模様をレポートした、「最強スナイパー決定戦 競技内容レポート その3」の記事を、誤って消去してしまいました(涙)
考えられる限りの手を尽くしましたが、元データーは完全に消滅(号泣)
幸い、画像等は残してありますので、新たに書き直したいと思います。
ちょっとお時間いただきますが、必ず再アップしますので、しばしお待ちくださいませ。
最後までドタバタでお恥ずかしい限りです~(汗)
Posted by EasySHOOOOOTING! at 10:00│Comments(0)
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